誰でも ZABBIX

Zabbixの使い方、役に立つ情報、等々

2. 監視アイテムの追加 - Zabbixインターナル

監視データが正常に取得できなかったり、想定どおりにトリガーが発行されない場合があります。通常は、監視対象に問題があったり、テンプレートやホストの設定に誤りがあることがほとんどです。

まれに、監視対象にも監視設定にもまったく問題がない(なかった)のに、監視が正常に行われないこともあります。

そのようなケースでは、実行しているZabbixサーバ自体に問題がある場合(CPU負荷、メモリ不足、ネットワーク障害、HDD領域不足、等々)と、Zabbixサーバアプリケーションが正常に動作していない場合が考えられます。

前者の場合、OS監視テンプレートで監視をしていれば(たとえそのデータの監視も止まっていても)、ある程度容易に、原因を推測することができます。

OSの状態がすべて正常にもかかわらず、監視データ、特に複数ホストの監視データの更新が一斉に遅延したり、トリガー発行が非常に遅くなる場合は、Zabbixサーバアプリケーションに問題がある可能性が高いです。

Zabbixアプリケーションの状態を確認するために、ZabbixにはZabbixインターナルという監視タイプがあります。Zabbixインターナルで、普段からこのアイテムで状態を監視しておくことZabbix自体の異常を未然に防ぐことが可能です。

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2. 監視アイテムの追加 - Zabbixアグリゲート

システムの安定稼動を維持するには、トリガーによる異常検知だけではなく、管理者自身によるデータの定期的なチェックも重要です。

とはいえ、クラウドなどで大規模なシステムを運営されている場合は、個別の機器の値を一つ一つ見ていくことは現実的ではありません。

Zabbixアグリゲートは、複数機器の平均、最大/最小値を集計した結果を確認できるので、システム全体の動向を大まかに把握するのに適したアイテムです。

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2. 監視アイテムの追加 - SSHエージェント

SSH(Secure Shell)は、Linux系OSでほぼ標準でサポートされており、多数のLinuxサーバ・機器を監視する場合に、エージェントレスで監視アイテムを取得できる便利な機能です。

接続には、パスワード方式と公開鍵方式があります。

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2.監視アイテムの追加 - 計算

計算アイテムは、機器やシステムの状態を正確に把握したり、適切なアラートを発行するために欠かせないアイテムです。

書式はちょっとだけ癖があり、最初は少しわかりづらいかもしれませんが、慣れると非常に便利なアイテムなので、ぜひ積極的に使ってみてください。

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6. ZabbixのWebサイト - ユーザフォーラム

Zabbixの利用方法がわからないときや、技術的な問題を解決できないときに、ユーザフォーラムで質問したり、過去の履歴を参照することで解決策を得ることができます。

ユーザフォーラムは、英語だけでなく、日本語のフォーラムもあります。

どちらもトップページから入るよりも、検索結果で表示されるページからたどりつくことが多いのでご存知の方も多いと思いますが、一応公式ページとの関係だけ確認してみたいと思います。

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6. ZabbixのWebサイト - Wiki

コミュニティページの中に、Wikiというリンクがあります。名称はWikiですが、実際にはリンク集のようです。Zabbix.orgというドメイン名ですが、誰がどのような方針で運営しているか、いまひとつサイトの内容からは見えてきません。

玉石混交のような感じですが、丁寧に見ていくと、以外と掘り出し物が見つかる可能性もあります(!?)

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