2. 値のマッピング
SNMPやWebAPIで取得する監視データは、文字列データに変換しないと、内容がわからないデータが結構ありまります。 HTTPのエラーコード 404 なら、Page not foundと答えられる人は多いですよね。では、505 は??
HTTP Version Not Supported 、だそうです・・。
このように、監視データも取得したままの数値データとして表示するよりも、文字に変換したほうがわかりやすくて便利です。Zabbixの値のマッピング は、監視データとして保存する際には、元のコードのままで、表示するときだけ対応する文字も併記してくれる便利な仕組みです。
ユーザは、システムに登録された変換データを利用するだけではなく、ユーザが自分で値の変換テーブルを作成することも可能です。
続きを読む2. ヒストリ・トレンドの期間指定
ヒストリは、監視アイテムの設定時に指定した間隔で取得したデータをそのまま保存しているデータです。監視間隔を短く指定すると、当然のことながらあっという間にデータのサイズが大きくなり、Zabbixサーバのパフォーマンスに様々な悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
トレンドは、ヒストリデータを1時間単位でまとめたデータで、各アイテムの最小値、最大値、平均値を保存できます。トレンドデータは、数値データだけ作成されます。文字データにトレンドはありせん。
トレンドデータは、1分毎に収集しているアイテムでも、30分に1回収集しているアイテムでも、作成されるトレンドデータは、1時間に1レコードです。
両者をうまく使い分けることで、システムリソースを効率的に使いながら、監視データを長期間Zabbixサーバ上で保存することができます。
続きを読む2. 単位(Unit)
Zabbixは、取得したデータに指定した単位を付けて表示します。一部の単位名では、あらかじめ決められたルールでデータが変換されるので、内容を理解して、適切な単位を指定しましょう。
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