誰でも ZABBIX

Zabbixの使い方、役に立つ情報、等々

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

6. ZabbixのWebサイト - カスタマーポータル(機能要求)

無料で利用可能なZabbixのカスタマーポータルサイトでは、バグの報告と新しい機能の要求の2つのプロジェクトが提供されています。 バグ報告のプロジェクトはすでに紹介済みですので、今回は、機能要求の方を紹介したいと思います。

6. ZabbixのWebサイト - カスタマーポータル(障害報告)

国内では、日本法人が提供する有料の技術サポートや、日本語で質問ができる無料のコミュニティもあります。 日本法人の提供する有償サービスは、Zabbixフォーラムでも多くの方が語られている通り、非常に対応も早く、丁寧なサポートを提供をしており、企業ユ…

2.トリガー(手動でのクローズの許可)

SNMPトラップやログファイルのデータでトリガーを発行させる場合は、クローズするタイミングや条件を考えておかないと、トリガーの条件を上手に設定しないと、障害の状態を適切に把握するのが難しくなるかもしれません。 Zabbix3.2から、トリガーの手動クロ…

4. Zabbix Agentのインストール(Linux)

CentOS7にZabbix Agentをインストールする方法です。

2.トリガーの依存関係 (2)

監視データにトリガーを設定する場合、ある値を超えたら警告を出し、さらに状況が悪化したら障害、としたいケースがあります。 トリガーの依存関係を使用すれば、状況に応じたトリガーをシンプルに設定することができます。

2.トリガーの依存関係 (1)

障害通知を行うために、様々なトリガーを定義すると、一つの事象が発生した際にも複数のアラートメッセージがメールで通知されてしまい、実際の問題がわかりづらくなる場合があります。 そのような状況を避けるために、Zabbixではトリガーの依存関係を設定す…

3. PCのCPU温度の監視

サーバ機の場合は、CPUの温度やファンの回転数、電源の稼動状態をSNMP等で比較的簡単に取得することができ、容易に監視できるようになっています。 市販のPCの場合は、一般的にそのようなI/Fはないので、WMIなどで値を取得するフリーソフトなどで状態を確認…

4. Zabbix serverの設定 - StartPollers

SNMP、Zabbixエージェント、外部スクリプト経由で監視データを取得する場合、Zabbixサーバのpollerプロセスがデータを取得します。 監視ホストやアイテムの数が増えていくと、pollerプロセスの処理能力を超えるタイミングが必ずきます。 今回は、pollerの起…

3.Linuxプロセスのメモリ使用量 - proc.mem

Linuxの各プロセスのメモリ使用量は、Zabbixエージェントのproc.memで取得可能です(Windowsは未対応)。 このキー、オプションの指定に癖があり、マニュアルをよく確認しないで値を取得すると、間違ったデータを収集していることになります。

2. 監視アイテムの追加 - 依存アイテム

依存アイテムは、V3.4から追加された機能です。複数の情報が含まれるデータを1度取得すれば、そこから複数のアイテムに分割することができます。これにより、監視対象へのアクセス頻度を減らしたり、監視データの正確性を高めることができます。 たとえば、W…

3. ログ監視 - 正規表現の指定方法

ログ監視のキーlog、logrtなどでは、2番目の引数で、対象の文字列を指定するための正規表現を指定します。 正規表現は、アイテム設定のキー欄で直接指定するだけでなく、ユーザマクロや、グローバル正規表現というシステム共通の正規表現も利用可能です。

5. チェックリスト - ログ監視がうまくいかない場合

ログ監視で値が取得できない場合に、チェックしたほうがよいポイントをまとめました。 慣れている方は、ログをみれば原因はわかると思いますが、Zabbixを始めたばかりの頃は、ログの内容を理解するのも難しいですし、そもそも慣れてないうちはログもエラーだ…

3. ログ監視 - logrt[]

ログファイルや、プログラムが作成するファイルの中のデータを監視する際、ファイル名が必ずしても一定でない場合があります。 キーlogrtは、ファイル名の部分を正規表現で指定し、複数のファイルをチェック対象とすることができます。

3. ログ監視 - Housekeepingの処理件数取り込み

ログファイルのデータは、エラー情報だけでなく、様々なデータが記録されています。 Zabbixは、ログファイルの特定のテキストから条件を指定して、特定のデータのみ切り出しで監視データとして取り込むことができます。 この機能を使って、実際にZabbixのロ…

3. ログ監視 - 記録日時の取り込み

データ型の中でもログはやや特殊です。その他のデータ、数値やテキストは、監視データと取得時間が記録されています。それに対しログは、ログ自体の記録日時や、イベント情報、優先度といった別の属性も同時に保持できるようになっています。 今回は、ログフ…

2. 監視アイテムの追加 - Zabbix Agent (アクティブ)ログ監視

WindowsやLinuxの監視を行う場合、SNMPでもある程度のレベルの監視することが可能です。SNMPエージェントは、わざわざインストールしなくても、最初から含まれていて、簡単なセットアップで監視が開始できます。 一方、Zabbix Agentで監視を行う場合は、必ず…

2. トリガー条件式(復旧条件)

障害の発生と復旧の通知、特に、障害が収束した状態の認識・通知方法は、運用管理の品質や効率化に関わる重要なポイントです。Zabbixのトリガーは、復旧条件も柔軟に設定可能です。

2. Trigger関数 - last()

トリガー関数のなかで、lastは最新の監視データを取得する用途で非常によく使います。 私自身、last関数を使う時は99.99%引数なしで使っていますが、過去のデータを参照しようとした際、きちんとマニュアルを読まずに適当な引数を入れて使用し、思ったとおり…

2. 値のマッピング

SNMPやWebAPIで取得する監視データは、文字列データに変換しないと、内容がわからないデータが結構ありまります。 HTTPのエラーコード 404 なら、Page not foundと答えられる人は多いですよね。では、505 は?? HTTP Version Not Supported 、だそうです・…

2. アイテムの保存前処理 - 正規表現、文字列削除、XML XPath、JSON Path

2回に分けて、アイテムの保存前処理の紹介をしています。 前回は計算、差分、数値変換の各設定を確認しました。 2. アイテムの保存前処理 - 計算、差分、数値変換 - 誰でも ZABBIX 今回は、正規表現、文字列削除、XML XPath、JSON Pathを設定を紹介します。

2. アイテムの保存前処理 - 計算、差分、数値変換

V3.4より、アイテム画面の中で指定していた値の乗数や、差分保存の指定項目が、別タブの保存前処理という画面で指定するように変更になりました。 別画面になったことは不便ですが、その分、xpathやjson pashのサポートなど、非常に強力な機能が備わっていま…

2. ヒストリ・トレンドの期間指定

ヒストリは、監視アイテムの設定時に指定した間隔で取得したデータをそのまま保存しているデータです。監視間隔を短く指定すると、当然のことながらあっという間にデータのサイズが大きくなり、Zabbixサーバのパフォーマンスに様々な悪影響を与える可能性が…

2. 監視アイテムの追加 - SNMPトラップ

Zabbixアプライアンスは、最初からSNMPトラップが受信可能な状態になっています。 まずは、比較的シンプルな設定でSNMPトラップを監視データとして取り込み、監視対象からどのようなトラップデータが飛んでくるのかよく観察してから、監視設定の詳細を検討す…

2. 監視アイテムの追加 - 外部チェック

監視対象からデータを取得するには、SNMPやZabbixAgentで対応できるケースが多いと思います。 最近は、WebAPIでデータを取得するインフラや、アプリケーションが増えて得いるので、そこからデータを取得するために、外部スクリプトを使った監視が必要になり…